食器洗い乾燥機って実際どうなの?使って感じた「本音」と実例紹介
どうも、食洗機使用歴4年のひよっこ建築士です。
家事の中でもお皿洗いが特に苦手で、実家を離れてから真っ先に購入しました。
それからほぼ毎日、使用しています。すごく重宝しています。
でもなかには、本当に綺麗になるのか疑問に思っている方や、「贅沢品だからいらない」と思っている方も多いのではないでしょうか。
また、導入しようか迷っている方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、食洗機を4年以上使って感じた本音やデメリットについてご紹介していきます。
記事の最後に、失敗しないためのアドバイスについても書いています。
是非あなたの家づくりの参考にしてみてください!
食洗機とは
(ビルトイン食洗機のイメージ)
食洗機とは「食器洗い機」の略で、食器を洗うための家電です。
家庭で使用される食洗機は、乾燥機能が付いている「ラック式食器洗い乾燥機」が一般的です。
システムキッチンに組み込む「ビルトインタイプ」、キッチンの近くに設置する「卓上タイプ」の2種類あります。
卓上タイプのものは設置できる間取りに制限があるため、ビルトインタイプのほうが人気が高いです。
次に、我が家の実例についてご紹介します。
我が家の実例
(我が家の食洗機「NP-TR9」既に生産終了している。)
我が家は電気屋で購入した卓上タイプの「NP-TR9」を使用しています。
卓上タイプの食洗機は、今ではほとんどPanasonic製のものしかありません。
他社は手を引いてしまったようです。
賃貸住まいですが、台所のすぐ横にラックを置けるスペースがあったので、卓上の食洗機を導入することが出来ました。
導入してから約4年間、ほぼ毎日使用しています。
洗浄開始後だいたい1~2時間で完了します。設定を変えれば、もっと早く済みます。
1回の使用で、水光熱費は20~30円程度と言われています。意外と安いですよね。
次に、4年以上使用して実感したことについてご紹介します。
実際に使って感じた本音
毎日の作業が1つ減る
私はお皿洗いがすごく苦痛でした。やりたくない作業が生活から1つなくなるだけでも、すごく気持ちが楽になりました。
食洗機があれば、汚れをシンクでサッと流して、あとは食洗機に放り込むだけ。
洗い物が増えるからなあ~と使うのをためらっていたスプーンやフォークや小皿を、何も気にせずじゃんじゃん使えます。
結婚してからも「お皿洗いをどっちがやる」とか「たまにはやってよ」みたいな小競り合いもなく非常に助かってます。
効率的で、衛生的
調理器具を手で洗おうとすると、結局のところ隅から隅まで洗うのは難しいですよね。
ザルのように凹凸があると、網目の中まできっちり洗うのは大変。
食洗機を使えば、おろし器やザルなど、スポンジでは洗いにくいような隙間も、高温のお湯と高い水圧でしっかり洗ってくれます。
そして、そのまま高温で乾燥まで自動で行ってくれます。
高温のお湯+高温の乾燥で、ものすごく効率よく、衛生的に洗浄が行えます。
使える時間が増える
お皿洗いって結構時間かかりますよね。朝からたまった食器を処理するとなれば10~20分は掛かるんじゃないでしょうか。シンクが狭ければ特に大変。
食洗機があれば、本来であればお皿洗いに使っていたであろう時間を、家族と過ごす時間に使えます。
たかが20分でも、その時間を家族団らんや趣味に使えたほうが、良いに決まってますよね?
時間をつくるためにお金を払うのは無駄じゃないと思います。
手が荒れにくい
手洗いをしていると気になるのは、やはり手荒れですよね。洗剤の刺激によるものだけでなく、お湯で脂質が流れてしまうことも手荒れしやすくなる原因の一つです。
食洗機であれば、お湯や洗剤に触れる機会も格段に少なくなります。
私も手荒れしやすいですが、食洗機を導入してからほとんど荒れなくなりました。食器洗いがどれだけ肌に負担を掛けていたのか、実感しました。
水光熱費の節約になる
とある調査によると、1回の食器洗いにかかる水光熱費は、手洗いで約30円~60円、食洗機で約20円~30円とされています。つまり、食洗機を使用したほうが節約になります。
感覚的には手洗いのほうが安上がりに感じますが、通常の水道代に加えて、手元を照らす照明の電気代、お湯を使えばガス代、エアコンを使えばさらに電気代がかかります。
それに対し食洗機は、手洗いよりも「少量の高圧なお湯」で効率的に汚れを落とすことが出来ますし、当然ですが照明もエアコンも必要ありません。
経済産業省資源エネルギー庁の調査によると、手洗いの年間経費は約25,560円ですが、食洗機の場合は約16,990円というデータが出ています。比較すると年間約8,570円の節約になるという事です。(2020年4月時点、給湯器40度、使用水量65L/回、1日2回のデータ)
食洗機が節約につながるなんて、意外ですね。
失敗しないためのアドバイス
凄く便利な食洗機ですが、実際に使ってみて発覚した、思わぬ落とし穴についてご紹介します。
音がうるさい
周知の事実ではありますが、やはりうるさいです。なぜか慣れません。
同じ部屋で寝ていると目が覚めてしまいます。
同じ部屋でテレビを見ていると、テレビの音が聞こえづらくなります。
出かけるタイミングや入浴のタイミングに開始するとか、別の部屋で寝るタイミングにタイマーをセットするなど、生活のリズムと相談しながら使用するような状況も多々あります。
大きな鍋が一度にたくさん入らない
食洗機を上手に使うにはテトリス的なセンスが必要なのは言うまでもありませんが、大きな鍋はどう頑張っても物理的に一つか二つしか入りません。(製品によって異なりますが。)
なので一度にたくさんの鍋を使用すると、さすがに手洗いをする必要があります。
また、無理に詰め込み過ぎて洗い残しが出てしまうこともあります。
どうやって食洗機に入れるか?を考えるのが苦手な人にとっては、手洗いのほうが楽に感じるかもしれません。
対応していない食器がある
100円均一のプラスチック製品や、漆塗りの食器、木製食器など、食洗機に対応していない食器が結構あります。
なので我が家はまず、食洗機に使えるのかどうか?を確認します。
最近では竹製品や木製でも対応している食器が増えてきていますが、やはり使う食器のレパートリーの幅は狭くなっていると思います。
食洗機についてのまとめ
(我が家の食洗機「NP-TR9」既に生産終了している。)
音がうるさいなどのデメリットはあるものの、それでも毎日使用しています。
技術は日々進歩していきますので、音の問題はこれからどんどん改良されていくと思われます。
現在建築中のマイホームにも「ビルトインタイプ」の食洗機を導入する予定なので、使用してから改めて記事を書くことにします。
食洗機は簡単には手が出せない絶妙な金額ですが、是非導入して有意義な時間をつくりだしてください。
それでは、次の記事でまたお会いしましょう。
ひよっこ建築士でした。
▼時間の節約についてまとめていますので、こちらもぜひ参考にしてみてください!