空気清浄機って実際どうなの?3年使って感じた「本音」と困った事
どうも、年中花粉症のひよっこ建築士です。
スギ花粉の時期が特に憂鬱で、いままで色々な花粉症対策を試しました。
そんななか、結局のところ空気清浄機を使うのが一番手っ取り早く、有効な対策になるのでは?と感じています。
そこで今回は、空気清浄機を3年以上使って感じた本音やデメリットについてご紹介していきます。
記事の最後に、失敗しないためのアドバイスについても書いています。
是非あなたの家づくりの参考にしてみてください!
空気清浄機とは
空気清浄機とは、空気中のハウスダストや花粉、ニオイなどを取り除くための家電です。
空気の清浄だけでなく、加湿機能が付いている空気清浄機も数多く販売されています。
というより、加湿機能付きの機種のほうが圧倒的に種類が豊富です。
加湿機能付きの機種が多い
また、除湿も加湿もできる「除加湿機能付き空気清浄機」もありますが、機能が増えれば増えるほど本体のサイズが大きくなる傾向があります。
設置スペースがない!という方は、空気清浄の機能のみ備わっている小型なモノから選ぶ必要がありますね。
次に、我が家の実例についてご紹介します。
我が家の実例
(我が家の空気清浄機「KC-G40」)
何も考えずに「KC-G40」という比較的安い空気清浄機をAmazonで購入しました。この機種にも加湿機能がついています。
約11畳用ですが、主に14畳のLDKと6畳の寝室でそれぞれ使用しています。
ほぼ毎日、24時間つけっぱなしで稼働しています。
電気代に関しては、どのメーカーでも弱運転であれば24時間つけっぱなしで1か月100円前後とのこと。あまり気にならない程度の金額ですね。
次に、3年以上使用して実感したことについてご紹介します。
実際に使って感じた本音
花粉の症状は多少抑えられた
毎年花粉の季節が憂鬱でしたが、空気清浄機を使用してから多少落ち着いたような気がします。
空気清浄機の効果だから、家にいるときにしか意味ないんじゃないか?と思いますよね。
しかし、花粉は体内の蓄積量が許容範囲を超えると発症すると言われているので、家にいるときの蓄積量を抑えられれば、外へ出た際にも効果はあると考えられます。
蓄積量の考え方について詳しく知りたい方はこちらから
→https://www.ajha.or.jp/guide/22.html「全日本病院協会:花粉症について」
(大項目2番目の「花粉症のメカニズム」に説明があります。)
音はうるさくない
(ほとんどの機種では細かな設定が可能になっている)
風量の設定にもよりますが、静音モードにしておけば音はほとんど気になりません。つけっぱなしでも、問題なく寝られます。
間違って自動モードにして寝ると、急に「強」になって目が覚めることもあります。強はそこそこうるさいです。
なので我が家は、常に静音モードにしています。
空気がきれいになっているかどうかは、実際分からない
花粉の症状は多少落ち着きましたが、それが空気清浄機のおかげなのか、たまたま飛散量が少なかったのかは誰にもわかりません。
空気汚染を測定できる機器があれば確認できますが、我が家にはありません。
なので残念ですが、空気清浄機のおかげで綺麗になっているのかどうかを確認することが出来ません。。。
各機種のレビューを見ると、花粉対策・消臭対策に関して効果があったとの評価を多々見かけるので、効果を感じている人は私も含め、多数いらっしゃるのだと思います。
失敗しないためのアドバイス
我が家が実際に空気清浄機を使ってみて発覚した、思わぬ落とし穴についてご紹介します。
フィルターの掃除が大変
(洗うのが大変なパーツたち)
空気を吸い込む部分のフィルターのお手入れはそこまで大変ではありません。
しかし、加湿器のフィルターのお手入れが意外と大変です。
クエン酸などを使ってこまめに掃除をしていましたが、結構な頻度で汚くなってしまうので、とても面倒でした。
それに、加湿器を使わない時期になってもタンクの水を抜き忘れたなんてことになると、知らないうちにカビが生えてきて空気汚染機に早変わりです。
なので、我が家は加湿機能は使っていません。その代わり、加湿器を別で購入して使用しています。
そうすれば、使わない時期になったときに忘れずに洗うことができます。
空気清浄機の位置が重要
空気清浄機は、頻繁に人の動きがある出入り口近くなどに設置するのが最も効果的です。
逆に、空気が動かないような場所に設置してもあまり効果がありません。空気清浄機の周りのわずかな範囲しか清浄されないからです。
とはいえ、人の動きがあるところに空気清浄機があると邪魔になってしまいます。
コンセントが近くにない、そもそも置けそうなスペースがないなどの理由で、効果的な場所に設置できないことも考えられます。
その場合は、空気清浄機能単体のコンパクトな機種を選んだり、空気が循環できるようにサーキュレーターを併用するなどの対処をする必要があります。
購入前に、もう一度設置場所を吟味してみてください。
空気清浄機についてのまとめ
(空気吸い込み部分のフィルター。掃除は簡単。)
今回は、空気清浄機を実際に使った本音と失敗しないためのアドバイスについて書きました。
体感では花粉に対して効果が出ていますし、加湿機能を使わなければフィルターの掃除も簡単です。
空気清浄機はリビングや寝室など色々なところに導入するかと思いますので、一つの機種にこだわらず、部屋の用途に合わせて色々試してみてはいかがでしょうか。
我が家の空気清浄機もそろそろ変え時なので、最新機種が手に入ったらまた記事を書くことにします。
それでは、次の記事でまたお会いしましょう。
ひよっこ建築士でした。
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